初めて作詞をする方が言葉で迷わないように、作詞時によく使われる用語とその説明を書いてみました。もう知っていらっしゃる事が多いかもですが、自分自身の確認も含めて♪
よく使われる用語
曲について
イントロ・・曲の始めからAメロ前までの部分(ここは作詞しません)
Aメロ・・曲(詞)の導入部(曲の始めの部分)
Bメロ・・曲(詞)の展開部、ブリッジと言う場合もある
サビ(又はCメロ)・・曲(詞)のメイン、言いたい事、結論部
別メロ(又はDメロ)・・違うメロディ(詞)を入れて印象を変える部分
必ずあるわけではない
アウトロ・・最後のサビ(詞)が終わった後、曲が終わるまで(ここも作詞しません)
ワンコーラス・・楽曲の1番の事
ツーコーラス・・楽曲の2番の事、または1番と2番という意味
ツーハーフ・・楽曲の1番、2番、ハーフ(サビのみ、またはBメロ+サビ)
フル・・「1番・2番・3番」の時もあるし「1番・2番・サビ、又はBメロ+サビ」も「1番・2番・3番・別メロ・サビ」等
シンセメロ・・歌声が入らないメロディーのみのもの
歌メロ・・歌(歌詞)が入る部分のメロディーの事
作詞の原稿について
ブロック・・作詞をする時にAメロとBメロ、Bメロとサビ、サビと2番のAメロ、、、と書いてゆくわけですが、それぞれの間を空けます。
そして、例えばA-B-サビーA-B-サビーサビといった曲があるとして、
「2ブロック目の1行目をなおして」とか言われる事があります。
という事は「1番のBメロの1行目をなおして」と言うことになります。
「3ブロック目の最後を変えて」と言われたとしたら
「1番のサビの最後を変えて」と言うことになります。
その他
コンペ・・コンペティション、競作の事。音楽制作事務所やレコード会社等からの競作の発注の事です。集める規模やアーチストにもよりますが、数十~百以上は集まると云われています。
コラボ・・一緒に製作する事。例えば作詞と作曲でコラボする・・のように使われます。
仮詞・・今現在、作曲のコンペ(競作での募集)において、曲の雰囲気をより伝える為に仮の詞をつける事が多いです。それを仮詞といいます。また、仮詞のまま作詞作曲コラボ作品として採用される事もあるので、作曲のコンペには仮詞が日々重要になってきています。作詞をしていると仮詞を書く機会が増えていると感じます。
仮歌・・その仮の詞を歌うのが仮歌です。また、正式に決まった楽曲をアーチストに渡す為に歌うのも仮歌といいます。
*先日、ワンコーラス(Aメロ・Bメロ・サビ)のみのシンセメロに「ツーハーフで書いて」というコンペがありました。なので「1番(Aメロ・Bメロ・サビ)、2番(Aメロ・Bメロ・サビ)、サビ」で書いて提出したところです。
★また思いついたり、新しく覚えたりしたら追加したいと思います。
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