ミネラルショー（天然石等の展示即売会）

ミネラルショーに行ってきました。天然石が好きになり、毎年のように観に行き、その度毎に新しい発見があり、ますます好きになってしまうイベントなんです。

ミネラルショーとは

ミネラルショーという名前、最初は違和感があったのですが、今はワクワクになるワードになっています。

天然石はもちろん、鉱物、隕石、化石などを扱う国内外の業者さん、団体さんが集まっているので、日本の鉱物や化石、天然石はもちろん、海外の鉱山から発掘された水晶などの天然石、珍しい鉱物、宇宙からの隕石など様々な石があります。

毎回、本当に珍しい鉱物、新しい鉱物に出会えるので見て歩くだけでも発見がたくさんあります。そして小売価格より割安・・というか、ピンキリなんですが、私は特に数百円とかの安いカケラが箱にたくさん入っているのから「より魅力的な石」を選ぶのが楽しみなんですよね。

もちろん大きな水晶や立派なアメジストのドームもゼロがいくつも並んで置いてあります。目の保養になったり、パワーをもらえるようで、すごいなぁ～と見て回ります。

いつもお邪魔しているアンモライトのブースがあるのですが（アンモライトとは、アンモナイトが長い年月を経て化石になり虹化したもの）、今回、珍しいアンモライトが展示されていました。

それは、遠い昔、モササウルスに噛まれた、その痕が残ったまま化石となったものです。

左下のほうの色が薄い（ベージュっぽい）ところが噛まれた痕だそうです。

モササウルスとアンモライトが遠い昔に海の中でどんなふうだったんだろう・・と想像しながら見入ってしまいました。

そのアンモライトのブースがあるのがアンモライトミュージアムです。アンモライトはカナダのアルバータ州でしか採掘されないらしく、グレイドの高いものは宝石とみなされ、最後の宝石とも呼ばれるそうなんです。

そのものの大きさのものや、アクセサリーにしたもの、原石のカケラ、標本、様々です。

いつも、新しい石を探しながら回っているのですが、今回見つけたのは、「デュモルチェライト」きれいなブルーや水色とミルキーな白のグラデーションが気に入ってしまいました。

箱の中の小さな欠片を選んで選んで二つゲット♪連れて帰ってきました。（光の加減でラベンダー色っぽく見えますが、水色です）

そうそう、デュモルチェライトは「思慮の石」と呼ばれているそうです。

おっちょこちょいな私も思慮深くなるかな・・・

ミネラルショーはとても楽しくて、とても足が痛くなります（笑）

もうね、見て回るとあっという間に数時間経ってしまうんですよね。その時はなんともないけど、帰りの電車ではいつも爆睡状態に。。

ミネラルショーは年に何回かあるのですが、そのどこかで来年も行きたいと思っています。また新しい原石を見つけに。