作詞をしようと思った時に、思うように書けない、どうやって書いたらいいんだろうと悩んでる方、難しいんじゃないかな?と迷ってる方、出来る事なら作詞が上手くなりたいですよね?
そこで、今回は思うように書けない、書き方がわからない、難しいかも?と思っている方が今すぐ知りたい誰でも書けるようになる作詞のコツを紹介していきます♪
ぜひぜひ、聞いてみて(読んでみて)、その一歩を踏み出してもらえたら嬉しいです!
作詞作品は「Aメロ(情景)」「Bメロ(状況)」サビ「言いたい事」で成り立っている
一般的な作詞作品がどのように成り立っているかがわかれば書きやすくなります。
成り立ってる・・って難しくない?
そんな事ないよ。例えば、卵と牛乳とお砂糖があればプリンが出来る♪それと同じなんだ♪
基本的に作詞作品はAメロ・Bメロ・サビという順番になっているのですが、
その順番とそれぞれに書く内容を考えてみると、一つの作詞の作り方が見えてきます。
今回はわかりやすい例として誰もが知っている唱歌の「ふるさと」を取り上げてみますね。
「うさぎ追いし~」ってやつだよね?!「うさぎ美味し~」じゃないよ~(笑)
先ずAメロ
先ず最初、通称Aメロ(作詞全体の最初のひとかたまり)と呼ばれる部分です。
物語で言うと導入部分(起承転結で言うと起・または起と承ですね。)
ここで描かれるのは 情景が多いです。
Aメロの例~ふるさと~
うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川 |
主人公が
「あの山でうさぎを追いかけていたなぁ・・」
「あの川で小さなフナを釣ったなぁ」と
幼いころの「ふるさと」の景色を思い浮かべていますね。
うんうん、確かに田舎の風景が・・
次はBメロ
Aメロの次はBメロ(その次のひとかたまり)です。
BメロはAメロと違ってサビに向かって展開していく部分(起承転結で言うと転)ですね。
主に状況を表します。
Bメロの例~ふるさと~
夢は今も巡りて |
主人公が、今どう思っているか、今の状況・・を描いていますね。
ふるさとの景色が今も目に浮かんでるのかなぁ~
最後はサビ
さあ、いよいよサビまで来ました!
あ、サビって言葉、実はワサビのサビからきてるみたいだよ。その曲の中で一番ピリッとするメロディだからなんだって。
サビの例~ふるさと~
忘れがたき ふるさと |
主人公が言いたい事は
やっぱりふるさとは忘れられないよなぁ~って事ですよね?!
そう、サビは、その作品の中で言いたい事を伝える場所です。
忘れられないから、夢に出てきたりして田舎の景色を思い出すんだね~
成り立ちの例のまとめ~ふるさと~
多くの作詞作品は
Aメロ | 情景を描く |
Bメロ | 状況を言う |
サビ | 言いたい事を伝える |
このような形で成り立っているんです。
それぞれの部分で書くことがあらかじめわかっていると書きやすいですよね?!
作詞(「Aメロ」状況のみ)を実践してみましょう
手始めに、「ふるさと」のAメロのみをご自身の故郷を想い出して作詞してみましょう。
Aメロ作詞の文字数は
〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇 6文字 4文字
〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇 6文字 4文字
例えば
つきみそうが さいてる ( 月見草が 咲いてる )
きみがはまの ゆうぐれ ( 君ヶ浜の 夕暮れ )
(筆者の故郷の海辺を描きました)
合わせると
月見草が 咲いてる
君ヶ浜の 夕暮れ 夢は今も巡りて (既存のまま) 忘れがたきふるさと(既存のまま) |
ほら、このようにAメロを変えただけで自分の故郷を歌えてしまうんです♪
黄色い月見草と砂浜が見えそう~
まとめ
2行だけ、本当に短い作詞をするだけで、自分の故郷を改めて思い浮かべる事が出来ちゃうんです。
そして、どのように作詞をしたらいいか、作詞がどう成り立っているかが
わかってきますよね?
ちなみに作詞の成り立ちで一番多いパターンが今回のような下記の形です
Aメロ | 情景を描く |
Bメロ | 状況を言う |
サビ | 言いたい事を伝える |
今回はAメロのみを作詞してみましたが、これを踏まえ、Bメロ、サビも考えてみましょう。
Bメロ
ゆーめは いーまも めーぐーりーて
〇〇〇〇 〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇 文字数4 4 7
サビ
わすれがーたき ふるさと
〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇 文字数 7 4
〇の数はそれぞれの文字数です。
そこにBメロは状況、サビは言いたい事を自分らしく書いてみると・・
自分だけの「ふるさと」が生まれちゃいます♪
書けちゃいます♪
作詞はある意味、替え歌なのかもしれないですね!
替え歌が作詞の練習になるんだね!楽しそう~♪
いろいろ作ってみると面白いし、作詞の構成も覚えられちゃうね♪
月見草が 咲いてる
君ヶ浜の 夕暮れ まぶたを閉じれば 香る潮風 懐かしいな ふるさと |
最後に、私なりの「ふるさと」を書いてみました。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
読んでくれて、ありがとうございました!
またね~
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