私は詞を書いているのですが、改めて
詞と詩の違い
について調べてみました。
詩ってどういうものなの?
目で文字を読むことを前提
としている作品
詩の種類
種類として、下記のように分類されるようです。
散文詩・・改行を行わず、散文のように書かれた詩
自由詩・・改行する 現在のほとんどの詩がこのタイプ
定型詩・・例えば「俳句★」や「短歌」のように文字数が決まっていてリズムのある詩
朗読することもあるけど、曲はつかないよね
★最近、俳句の助詞の使い方が参考になって面白いです(TV番組のプレバトのファンです♪)
詞(歌詞)ってどういうものなの?
楽曲になり耳から聴こえてくる事、歌われる事を前提
としている作品
特徴
★曲が先(曲先)にある場合がほとんど
メロディが入った曲(楽器で入っているものと肉声でラララ・・で入っているもの、もう歌詞が入っているもの)があり、そのメロディに合わせて新しく作詞をする。
★演歌は詞が先(詞先)がほとんど
定型(5 7・・等)で4~6行が3番まであるタイプが多い
★字脚を揃える事(1番・2番等の)が大切!
パズルみたいにピタッと合うと気持ちがいいし、多少合わない場合は1つの音に2つの言葉を入れるたり(サザンの桑田さん・ミスチルの桜井さんの歌詞あたりから多くなった)もある。
その頃以前は、どんなに間延びしても1つの音に必ず1つしか入れなかったので、苦労したんだろうなぁ~とか思うし、今聴くともっと言葉を入れたいって思っちゃう歌詞が多い気がします。
言葉も表現もいきものって事なんだよね~
★Aメロ・Bメロ・サビ のようにブロックにわけて書く
これは、ドラマや映画のカメラワークみたいなもので、ある場面の途中インサートで花が揺れていたり雲が流れていたり‥等の風景がはいったりするじゃないですか?!アレです♪
なので、
例えばAメロに情景を書き、Bメロに状況を書き、サビに言いたいことを書くとバランスがとれた歌詞になる。
★メロディにのりやすい言葉を使う
歌いやすい事が一番だと思いますが、例外として、よく知られている話があります。
なかにし礼さんが作詞した「知りたくないの」という曲で「あなたの過去など知りたくないの」というフレーズの中の過去という言葉が、歌う菅原洋一さんから歌いづらいから変えてほしいと云われても頑として変えなかったんですって。でも、結局、そこがいい!と云われていたりします。わざとメロディに合わせないという場合もないわけではないです。
★イントネーション等もメロディにあわせ違和感の無いようにする
これも関東と関西では違うでしょうし、作詞家さん個人の違和感を大切に書いていくといいと思います。
★頭韻・脚韻を使うと聴き心地がよい
韻はラップとかでも踏むと気持ちいいですが、歌詞でも同じことが言えますね♪
だよね?だよね!
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